腰痛ラボ

腰痛の悩みが和らぐ、腰痛改善を一緒に考えるラボ

#7 仲野孝明氏
(仲野整體 東京青山)

聖地巡礼#7 仲野孝明氏(仲野整體 東京青山)

悪い姿勢を矯正して、正しい体の使い方を知れば長く健康でいられる!

姿勢治療家®・仲野孝明氏が院長を務める「仲野整體 東京青山」は、間違った体の使い方をして腰痛等の不具合が生じた人々をただ治療するだけでなく、「正しい姿勢」の大切さを理解してもらい、来院者自身が「正しい姿勢」を取り戻すことを目指す、前向きで積極的な治療院です。健康な体作りに取り組む仲野先生にお話を伺いました。

—— こちらは「正しい姿勢」を取り戻して、動ける体で人生を楽しもう!という、治療するだけでなくもっと積極的に体を矯正する整体院のようですが、こちらには腰痛やぎっくり腰で来られる方もおられますか。

仲野孝明さん(以下、仲野)

   もちろん、多いですよ。最初は腰痛や肩こりなど、体に不具合が生じて来られる方がほとんどです。でも、なぜ壊れてしまったかという理由を知って、正しい体の使い方をするようにしなければ、また不具合が生じてしまいます。痛みの原因を探り、それを丁寧に説明して、人生100年時代に本当にこのままでいいのかな?とご自身に問いかけていただきます。

—— そのキーワードが「正しい姿勢」なのですね。いわゆる整体院とはちょっと目指すものも違いますね。

仲野 そうなんです。大切なのは正しい姿勢に直すことだと考えています。対症療法では、その時点での痛みを和らげることはできたとしても、根本的な解決にはなっていないので、再発を防ぐことはできません。再発を無くすために正しい姿勢に改善し、そしてそれを保つことで、自分が本来持っている体のパフォーマンスを引き出していただきたいのです。一般的な整体院との違いは、私たちは単に痛みを治すのではなく、健康で高いパフォーマンスが維持できる習慣を身に付けてもらうことを目指している点にあると思います。

—— 来院されるのはそれを理解されている前向きな方々ということですね。

仲野 来院されるきっかけはたいてい体の不具合なので、その時は体に目が向いていてなんとかしたいと思っておられるわけですからね。例えば腰痛がきっかけで来院された30代の方で、このままでは50代、60代になったらもっとひどくなる、なんとかしなくては・・・と、イメージできる方なら抜本的な解決を望まれるはずですから。

—— なるほど。こちらに来院されるのはどのような職業、年齢の方が多いのでしょうか。青山という立地も関係がありそうですね。

仲野 ここを開院したのが2008年、患者さんは学生さんから80代の方までとても幅広いですけれども、中心は30代〜50代で、「この時間は体をメンテナンスするぞ」と決めて、生活の中でのメンテナンスの優先順位を高く設定して時間を作れる方々ですね。男女比はほぼ同じだと思います。ご職業は会社経営者、アーティスト、さまざまなスペシャリスト・・・。朝8時からお昼過ぎくらいまでがコアタイムなんです。

—— 仕事帰りに立ち寄るというのではなく、きちんと時間を作って抜本的な改革を目指す、健康意識の高い方々、言い換えれば「本気で治したい!」と思っている方々ということですね。治療は具体的にどのように進められるのでしょうか。

仲野 まず、全身の骨格の現状を分析・検査して、それに基づいて筋骨格治療を行います。また、それと並行してその方の症状や姿勢に合わせた、ご家庭やオフィスでも行えるセルフメンテナンスを随時指導します。

—— 自分で症状やセルフメンテナンスのやり方を確認できる、自分用の「からだの取扱い説明書」をいただけるのもいいですし、診察券も改善の進み具合で色が変わっていくのでやる気も出ます。ところで、仲野さんは「仲野整體」の四代目でいらっしゃいますが、先ほど伺った、“患者さんたちに、健康で高いパフォーマンスが維持できる習慣を身に付けてもらう”という考え方は代々伝わってきたものでしょうか。

 

仲野 まず、簡単に歴史をお話しすると、「仲野整體」は、曾祖父が1926年、大正15年に三重県四日市に開業しまして、現在まで90年以上に渡り、180万人以上の患者さんを治療してきました。曾祖父と祖父は、整体に加えて鍼灸、オステオパシー、温熱療法や柔道整復法など、早く治すために常に最善、最新の治療法を学び取り入れていました。痛みを治すだけでなく、患者さんが痛みを繰り返さないようにするために、西洋医学を積極的に取り入れた現在の治療の基礎を作ったのは父で、1970年代にアメリカに留学して、カイロプラクティックの国家資格を取得しました。ですから、私は4歳までアメリカで育ったんですよ。大学卒業後、父に直接師事してカイロプラクティックの技術や知識を学びました。

—— 健康に関心の高い環境の中で育つというのはどんな感じなのでしょう?

仲野 祖父母は躾にとても厳しかったですね。祖父はちゃぶ台をひっくり返すタイプの(笑)厳しい人でした。食事はきちんと正座しないと食べさせてもらえませんでしたし、その姿勢が悪いと怒られて背中に物差しを入れられました。小学生のときには、父がノルウェーの“バランスチェア”を買ってきてくれて長くそれを使っていましたね。

—— 姿勢の大切さは、そのような環境の中で幼い頃から自然に学ばれ、身についていたのですね。

仲野 姿勢に関しては幼い頃からずっと言われてきたので、祖父母の厳しさも今にして思えばとても有り難いことです。でも、子供の頃はそれが嫌で、中学・高校時代にはかなり反抗しました(笑)。姿勢の大切さについては、厳しく躾けられた子供時代も含め、私自身が15万人以上の患者さんの治療をしながら、長年かけて気づき、確信したことなんです。

—— 仲野先生の「姿勢治療家®」という肩書きは、腰痛ラボ編集部としてはすごく興味深く、いい肩書きだなと思うのですが、ご自身で発案されたのですね。その意味は?

 

仲野 そうなんです。姿勢には骨格的な、体の構え方としての姿勢と、物事に対するときの心の持ち方としての姿勢という二つの意味があります。どちらも大切で、体だけでなく患者さんの人生も変えられたらいいなあという思いから創った、新しい職業なんですよ。

—— 「からだの取扱い説明書」に“来る「人生100年時代」へ 姿勢治療家®があなたに伴走します”とありますが、本気で治したい方には心強く頑張れそうです。

腰痛、ぎっくり腰・・・不具合が生じて体に目が向いたときが実はチャンス!来たる人生100年時代に向けてしっかりと自分の体に向き合い、正しい姿勢でもっと動ける身体を取り戻したい!と、多くの人が思うはず。後編では、引き続き「仲野整體 東京青山」の治療と取り組み、正しい姿勢について伺います。

仲野整體 東京青山
TEL:03-5766-1937
仲野孝明氏(「仲野整體 東京青山」院長)
姿勢治療家®、仲野整體柔道整復師、柔道整復師認定スポーツトレーナー
1973年、三重県生まれ。大正15年創業「仲野整體」四代目。2008年「仲野整體 東京青山」開院。
著書に『一生「疲れない」姿勢のつくり方』(実業之日本社)『長く健康でいたければ、「背伸び」をしなさい』(サンマーク出版)他多数

姿勢治療家®とは、“正しい姿勢”と“正しい体の使い方”から、10年後の健康のために治療する、筋骨格から健康を作る体の専門家。
「仲野整體 東京青山」は、来院者が本来の体を学び、取り戻す場所。

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